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Microsoft Visual SourceSafe (VSS) は、マイクロソフトが開発し販売していたバージョン管理システムである。 == 概要 == Microsoft Visual Studioによるアプリケーション開発において使用することに主眼をおいており、単体のVisual SourceSafeクライアントのほか、Microsoft Source Code Control Interface (MSSCCI) を実装している Standard Edition 以上の Visual Studio から直接アクセスすることが可能である。 バージョン6.0までは中央管理サーバが存在せず、各クライアントがファイルサーバ上のリポジトリファイルをWindowsファイル共有により参照・更新するという方式をとっていたが、リポジトリサイズは2GBまでに制限され、またUnicodeにも対応していなかったため、Unicode (UTF-8) で記載されたソースコードはバイナリファイルとして保存するしかなく、Unicodeの使用が基本とされたVisual Studio 2002以降では更新差分の確認ができないなどの問題があった。また、共有ファイル方式のためかファイルが破損し、ファイルが読み出せなくなることがあり、Visual Source Shredder(ソースシュレッダー)と揶揄されることもあった。 最新バージョンの2005では、Unicodeの対応やHTTPを経由したWebアクセス機能が提供されており、複数拠点での開発にも対応できるようになった。同種のソフトウェアであるSubversionも、HTTPプロトコルの拡張であるWebDAVを通じてアクセスされることが多いが、Visual SourceSafeとSubversionの間に互換性はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Microsoft Visual SourceSafe」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Microsoft Visual SourceSafe 」があります。 スポンサード リンク
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